2017.8.4

レポート:ワークショップ開催報告:タイにおける持続可能な食の消費に関する未来のビジョン (マヒドン大学/WG2 Kanang Kantamaturapoj)

7月15日に、バンコク市内にてタイの消費者を対象としたワークショップを2つ開催致しました。テーマは、未来の持続可能な①食の購買活動と②外食についての消費者の観点で、本研究の枠組みにはトランジション理論を用いました。

より持続可能な食の消費の実践に向けた新たな解決策を創出するためには、様々な領域、階層、分野を超えて取り組む必要があります。このため、今回のワークショップの参加者は幅広く集めることとし、①グリーン・コンシューマー(オーガニック食品など環境に配慮した食を選ぶ消費者)、②ノン・グリーン・コンシューマー、③イノベイティブ・コンシューマーの3つのグループから選出しました。このような異なる消費者グループは、異なる活動、社会的見識、生活スタイルの中生活をしています。それ故に、彼らが持つ幅広い視点、価値観、スキルが確実に反映され、様々なアイデアの共有やワークショップの成果向上に貢献しました。

参加者の方々はみなさん革新的なアイデアをお持ちで、フォーカス・グループでの議論は非常に興味深い結果に結びつきました。3つの消費者グループの考える持続可能性は異なっており、例えば、グリーン・コンシューマーは、過去に戻り自然と共に暮らすことを良しとし、一方で、イノベイティブ・コンシューマーは、先進技術を用いて、食に関する実践をより持続可能性の高いものすることを望むといった違いが見られました。

最後になりましたが、参加頂いた皆さま、ありがとうございました!

(和訳:小林優子)

追記:タイ・マヒドン大学のKanang Kantamaturapoj教授は、WG2の下、タイの食消費のビジョンを考察するサブプロジェクト「Future vision of consumers on sustainable food consumption practices-Thai case」を実施しています。食の消費を概念化し、より持続可能なものにするためには、より体系的で未来を見据えたアプローチが必要です。そのため、Kantamaturapoj教授は食に関する3つの実践‐購買活動、外食、調理‐に関し、超学際的なビジョニングのフォーカス・グループを実施し、革新的で、より持続可能な食の実践を探求しています。