//WORKING GROUP 1

フードシステムマッピング&モデリング
food system mapping & modeling
このグループの取り組み

私たちが食べるものは、誰が作り、どこから来たのでしょうか?
現代の食生活は、地球環境にどのような影響を与えているのでしょうか?
将来の食生活はどのようになるのでしょうか?

WG1では、こうした問いに答えることを目標としています。研究期間を通じて、今日の食農システムがどのように機能しているのかを調査し、どうすれば生態的にも社会的にも持続可能な食農システムを構築していくことができるかを探求します。こうした調査結果は、他のWGへ基礎資料として提供しています。複雑な食農システムの全貌を解きほぐしていくために、地理情報システム(GIS)を用いた土地利用解析、生産から消費までの食料の流れの空間投影、参加型による食圏のマッピング、消費者調査、フットプリント分析、食生活シナリオのモデリングなど、さまざまな手法を組み合わせて研究しています。

主なメンバー
土屋 一彬
東京大学・助教

GROUP CHAIR

世界的に拡大する都市的なライフスタイルと、地域・地球生態系との関係が、環境・健康に与える影響について研究しています。FEASTプロジェクトが注目する「食」は、そうした関係のなかでもっとも重要なもののひとつであると考えています。
原 祐二
和歌山大学・准教授

GROUP CHAIR

学部で地理学を学んだ後、水田に拡大してきた各地のアジア大都市において、土地利用変化と土、バイオマス、人のフローの関係を研究してきました。欧米で発展してきた自然空間や整序された空間のなかでのランドスケープ・エコロジーではなく、都市農村が混在した複雑系システムとして存在するアジアに適したランドスケープ・エコロジーを考究していきたいです。最近では紀伊半島中心に農山村のランドスケープ保全にも関与しており、農業遺産みなべ田辺の梅システムにも有識者として研究関与しております。

ルプレヒト クリストフ
総合地球環境学研究所・プロジェクト研究員

HEADQUARTER

生き物をつなげる多様な絆について、特に食と農のレンズをとおして研究しています。人間を超えた(more-than-human)地理学、持続可能なフードシステム、空地などの非公式緑地、都市生態学、脱成長や環境正義に興味があります。
倪 卉
立命館大学・嘱託講師

専門分野:国際農業経済、農業発展、 蚕糸業

伊波 克典
グローバル・フットプリント・ネットワーク・リサーチ・エコノミスト
土をとおして笑い、考え、そしてつながる。そんな生き方を探求しています。
河合 史子
オーストラリア国立大学・博士課程
生物文化多様性保存に興味があり、「日本の在来種の野菜のタネと採取技術、関連文化をどうやって次世代に継承するか」というテーマで研究をしています。研究をとおして在来種を取り巻く状況を1ミリでも明るくできたらと思っています。キャンベラで自然農とタネ採りを自分でもやってみようと畑を探し中です。
小田 龍聖
京都大学大学院・博士課程
琵琶湖水系を中心に、都市や農村などの人間の活動領域における人と水辺の自然とのかかわりをテーマに研究しています。水生生物は魚類を中心として地域固有の食文化とのかかわりも深く、食をひとつの切り口として研究を深めていきたいと考えています。
ルイ アウグスティン-ジーン
香港理工大学・客員学者

食品の経済社会学(中国の食物市場の社会学、アジアの地理的徴候)、そして食品の安全性とリスクに関心があります。現在は香港理工大学で客員研究員をしています。以前は、筑波大学で開発経済学の准教授を務めていました。

ギャラリー
成果・まとめ

蚕糸と現代中国

内容:中国との交易路がシルクロードと呼ばれたように、蚕糸業は古くから中国の重要な産業であった。伝統的に江蘇省と浙江省で盛んであったが、近年になって、養蚕や製糸は広西自治区や雲南省で勃興してきた。計画経済から市場経済へ移行 ... Read More